出発前 の 準備

出発前に準備が必要だったことについてご紹介します。

(飛行機のチケット手配やビザの取得方法、アムリタプリの予約など)

[ Part 1 ]   2~3か月前に準備したこと

パスポートの取得・更新


航空チケットの手配


アムリタプリの予約

ビザの取得


コロナ関係の リスク判断


[Part 2] 出発までにゆっくり準備したこと

インドでの通信回線(スマホ)

乗り換え待ち用のホテル予約

旅行カバン


パスポートの取得/更新

パスポートの取得/更新

航空チケットを購入しようとしたら、パスポート番号の入力が必須のサイトが結構多く、まずは期限切れしているパスポートを更新する所から始めました。

 

パスポートの発行に関する外務省のページはこちら

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html

 

※パスポートの作成・再発行には戸籍謄本も必要でしたが、本籍地が実家(遠方)だったため、手配に手間取りました。郵送での入手も可能との事でほっとしましたが、その分、時間がかかるので早めの着手がおすすめです。

 

 

~ 補足 ~

 

私たちは、出発の2~3か月くらい前に下記の順序で手配をしました。

①パスポートの準備

②航空チケットの購入

③アムリタプリの予約

④ビザの手配

 

なぜかと言うと、

  • ②(航空チケットの購入)のために①(パスポート番号)が必要な事が多く
  • ③(アムリタプリの予約)のために、②(航空チケットの情報)が必要で、
  • ④(ビザの手配)の時に、②と③の情報を提出できると、「いつ何のために、インドのどこに行くか」をはっきり示せてビザ取得がスムーズ

と思ったからです。

でも、一番安全なのは、①→④→②→③ かもしれません。
万が一、ビザが発行されないと、購入した航空チケットのキャンセル費用がかかってしまいますので・・

私たちが①→②→③→④という順序で手配を進めたのは、「インドビザの申請時に、航空チケット(eチケットなど)のコピーと滞在先の予約情報の提出が必要」と下記のwebページで読んだからです。しかし、インド大使館のビザ申請のページの正式な説明の中には、「仮のフライト予定の提出が必要」と書いてあるだけなので、実は①→④→②→③ の順序で手配すると安全だったのかもしれません。観光用ビザ(TOURIST VISA)が発行されないことは、よほどの事がない限りないとは思いますが・・

https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/IN/2019/05/india-visa-application.html

https://4travel.jp/magazine/others/tokou_india

https://etours.world/india/visa-service/junb

※インド大使館に電話で問い合わせると、はっきりすると思います。中途半端な情報でごめんなさい。(+_+)

航空チケットの手配

航空チケットの手配

早く購入した方が安いことが多そうだったので、出発の2か月前くらいに購入しました。
クレジットカードについている海外旅行の保険を適用するために、そのクレジットカードで支払い

 

チケットを購入した後に気付いたのですが、チケットの値段を毎日チェックしていると、月曜から日曜までの1週間の中でも、結構値段が変動します。購入しようとしているチケットの値段を1週間くらいwatchして、 何曜日に買うと安くなるか確かめてから買うと、後で悔しい思いをしなくて良さそうです。

 

私たちは今回、スリランカ航空で行きました。

成田空港(NRT) → スリランカのコロンボ空港(CMB) → インドのトリヴァンドラム国際空港(TRV)

というルートです。

 

アムリタプリの近くには2つの空港があります。

①トリヴァンドラム国際空港(TRV) 

②コーチン空港(COK)

 

TRVからアムリタプリは、アシュラムタクシーで3時間くらい

COKからアムリタプリは、アシュラムタクシーで4時間くらい

かかると想定して計画しました。

※道路の混雑状況によって、前後します。アムリタプリのホームページには、上記の所要時間が書かれていました。

(道路が空いていれば、結構早く着きますが、インドなのでハプニング対処の時間も見込んでおいた方が良さそうです。)

 

アムリタプリに行くにはTRVの方がCOKより近いですが、②の方が大きくて新しい空港かも。

(私たちはCOKは未経験なので、他の方々にも聞いてみてください)

 

 

~ 詳細 ~

 
スリランカ航空のチケットを購入した時の記録を、ご参考に載せておきます。

まず最初に、東京からTRVへのフライトがどれだけあるか、Skyscanner というサイトで検索しました。

色々な航空ルートが出てきましたが、スリランカ航空が安く、かつ、以前スリランカ航空の便でスリランカを経由して馴染みがあったので、私たちは下記のような便を予約しました。(ちなみにシンガポール航空も、評判いいそうです。乗り換え待ち時間も3時間くらいのようですし、日本NRT → シンガポールのフライトが7時間、シンガポール → インドTRV のフライトが4時間くらいと、ほどよく分散されているので、疲れにくいと思われます。)

行きは特に、スリランカでの乗り換えで長く待つ必要がありましたが、スリランカ航空ではCMB(コロンボ)での乗り継ぎ待ち時間が12時間以上ある場合は、ホテルを無料で提供してくれます。スリランカに夕方に着いて、ホテルで一泊して、翌朝インドに向けて出発する形です。スリランカを朝8:15に出発する便なので、空港に2時間前くらいには行かねばなりませんが、日本と時差が3.5時間あるので日本時間では11:45のフライトに相当しますから、さほど眠さは感じませんでした。それと、空港とホテルの間の無料シャトルもスリランカ航空が手配してくれます。

帰りの便は、乗り換え待ちが8時間半ほどありますが、こちらは無料ホテルは提供されませんでした。
昔は乗り換え待ちが8時間以上あればホテルが付いてきましたが、制度が変わったと言われました。そこはちょっと残念。空港でずっと過ごすのもありだと思いましたが、小さな子供連れでしたので、自分でホテルを手配しました(後述)


それと、ホテルが無料提供されるといっても、航空チケットを購入しただけで自動手配してくれるわけではなく、スリランカ航空窓口に連絡が必要ですのでご注意ください。(後述)
チケットの購入は、スリランカ航空のサイトで直接しました。楽天トラベル等のサイトでもスリランカ航空のチケットを購入できようでしたが、スリランカ航空のサイトで直接買う場合より、キャンセル規定などの条件がわるくなっているようでした。(スリランカ航空のサイトはホームページが完全には日本語になっておらず、時々英語でしか記載のない部分がありますが、最近のPC・スマホはwebページを翻訳してくれるので、楽になりました。分からない時には、日本語の問い合わせ先も一応あります。

~参考~
パソコンで英語のホームページを見る時に、日本語に翻訳してくれるソフト(webブラウザ)の使い方
https://www.howtonote.jp/google-chrome/setting/index13.html



スリランカ航空のサイトはこちら

行きと帰りの日程を入力してSearchボタンを押すと、その前後の日程の料金も網羅的に教えてくれるので、便利でした。↓

(ちなみに、帰りの日付は、帰りの便の最初のフライトの出発日です。私たちは12/30にインドのTRV空港を出て、12/31の早朝に日本に着きました。)

予約を進めて行くと、上図のように、「ECO SEMIFLEX」「ECO FLEX」「BIZ SAVER」といったチケット種別を選べますが、どのチケットを選ぶかによって日程変更やcancelする時の費用が変わってきます。サイト上に詳細説明あり(私たちはECO SEMIFLEXを選択した気がします)

このまま進めて行くと、名前等を入力する画面が出てきますが、パスポートに印字されている通りの表記にしておかないと、当日空港に行っても飛行機に乗れないという事が起こり得るそうなので、慎重に入力しました。


■チケット購入後にすること
航空券の購入が済んだ後にも、まだすることがありました。
(スリランカ航空側からは、これらの案内はしつこく促されたりはしないので、うっかり忘れると、結構ダメージがあります。特に①と③)

①座席の指定
②機内食の指定(ベジタリアン食か、魚か、肉か、など)
③トランジットホテルの手配(スリランカでの乗り換え待ち用ホテルの無料提供)

スリランカ航空のページの中に、「予約管理」というタブが分かりにくい場所にあるのですが、そこから①と②を行いました。

①座席の指定 について
飛行機の座席図が出てきて、その図の中の席をクリックして指定します。
この座席図はあまり正確には描かれていないことがあるようです(列番号が同じで、図で見ても同じ列のように描かれていても、実際の飛行機の座席では中央列の4列シートと、左右の2列シートで1列前後にずれている、という事がありました)。一人で行く場合は問題ありませんが、家族で行くために複数席予約する場合は注意が必要です。

どのあたりの座席がお薦めか、といったことは、色々と情報サイトを見て参考にしました。
https://www.seatguru.com/


③トランジットホテルの手配について
このページに適用条件等が書かれていました。
https://www.srilankan.com/ja_jp/plan-and-book/transit-accommodation
適用条件が時々変わっているようです。[email protected] にメールするか、03-3431-6600 に電話をすると、日本語でリクエストできました。
「日本からインドへのフライトの乗り換えがスリランカであり、トランジットホテルが無料で提供されると聞いたのですが。フライト予約番号はxxです。」と伝えたら、無料提供の対象のフライトか調べてくれて、その後、手配してくれました。手配が完了すると、宿泊するホテル名が記載された旅程表がメールで送られてきました。(かなり読みにくいレイアウトの旅程表ですが、NRT→CMB、CMB→TRV、TRV→CMB、CMB→NRTという順序でフライト情報が書かれています。NRT→CMBのフライト情報が書かれている箇所の直後に、「CPS AT xxxx NETT FARE USD ooo JPN NATIONAL CONFIRMED」という感じで書かれていました。xxxの所がホテル名です。

それと、CPSバウチャーというファイル(下図)も、メールで送られてきました。
このPDFファイルを印刷して持って行くと、現地で非常にスムーズにホテルまでの送迎車が手配できました。(もし紙の形で持っていかないと、長時間、カウンター待ちになりそうな雰囲気でした)

 

なお、スリランカ航空の問い合わせ先はこちらのページに掲載されていました。
https://www.srilankan.com/ja_jp/flying-with-us/contact-us
選択肢の中から「Japan」を選ぶと連絡先が複数表示されますが、多くの連絡先は、電話をしても自動応答メッセージだけだったり、英語のみの対応窓口がほとんどです。日本語対応してくれる連絡先は上記のメールアドレス・電話番号くらいですから、そちらへのコンタクトがおすすめです。ただ、JALやANAのように、懇切丁寧にサポートしてくれる感じではないです。。 



■その他
スリランカ航空のサイトには、「チェックイン」というボタンもあります。↓

昔は「チェックイン」は、空港に行ってカウンターで行わねばなりませんでしたが、今はオンラインチェックインができる場合もあります。私たちはオンラインチェックインしませんでしたが、もしオンラインチェックインをしておくと、成田空港でオンラインチェックイン済の人専用のカウンターを使え、ほとんど並ばずに荷物を預けたり搭乗券の受け取りができるようです。(オンラインチェックインはフライトの2日くらい前からできたと思います)

※「オンラインチェックインをしたら、家で搭乗券の印刷ができて、預ける大きな荷物がない場合は空港のチェックインカウンターに並ばなくていいのかな」と思っていたのですが、スリランカ航空に問い合わせた所、預ける荷物がなくてもチェックインカウンターに来てください、と回答がありました。良く分からない仕組みに思えましたが、少なくともチェックインカウンターでの待ち時間は短くできそうなので、オンラインチェックインしておいてもいいのかも。


・・・ということで、ここまでスリランカ航空で手続きについて細かく書いてきました。
スリランカ航空は、乗り換えの待ち時間は長いのですが、宿泊ホテルが無料提供されるので、費用と快適性のバランスは、意外といい気がいました(少なくとも私たちが行った時期は)。ただ、問い合わせをしても、説明が不十分だったり、不正確だったりしましたし、スリランカでの宿泊のために入国手続きが必要になったりしますので、海外に慣れていない人にとっては、その部分がハードルになるかと思います。私たちは充分な情報を得るのに、かなりの労力を使いましたので、この先のページでも、詳しくお伝えして行こうと思います。

アムリタプリの予約

アムリタプリの予約

ホームページ上でアムリタプリの予約をしました。

ホームページ上で必要事項を記入したら、下記の2つが完了しました。

 

こちらのページ

https://www.amritapuri.org/ashram

の中の「Planning a Visit?(訪問を計画していますか?)」をクリックし、

表示されるページの中で「International Visitors」をクリック。

あとは、予約フォームに記入して行きました。

(英語で書かれたページですが、Androidスマホだと翻訳表示してくれました。

 PCでも、chromeというホームページ閲覧ソフトで、翻訳表示してくれます)

 

そこに入力する内容は主に下記の内容でした。

  • 滞在者の名前、電話番号
  •  飛行機の便名・どの空港に何時に到着するか ・フライトチケットのuploadも必要(アシュラムタクシーの手配に必要)
  • アムリタプリ到着日・到着予想時間(チェックイン日時)
  • アムリタプリ出発日(チェックアウト日時)

 

このフォームに記入することによって、次の2つが手配されました。

①アシュラムの滞在予約(宿泊部屋)

伝え聞いた所によると、実際に部屋の割り当ててが決まるのは到着の数日前で、臨機応変に行われている模様です。生誕祭など、大きな催し事がある時は込みやすいので、少し早めの日程で到着しておいた方が、betterな部屋/環境になれて安心なのかなと思いました(個人的想像)。とはいえ、アムリタプリはあくまでもアシュラムですので、物質的に快適な所ではない、と、ある程度の覚悟をして行きました。 

パンデミック前は、複数人で相部屋となる事が多く、大きなイベントの際にはぎゅうぎゅう詰めの事もよくあったそうです。2022年12月に滞在した際は感染防止のため、一人一部屋、家族で一部屋、という状況でした。


②空港からアシュラムまでのタクシーの予約

(アシュラムが専用のタクシーサービスを運営しています。一般のタクシーを空港でつかまえる方法より、安心できました。費用的にも、一般のタクシーより安いようでした。


このフォームに記入してしばらくすると、アムリタプリの受付(インターナショナルオフィス)から、メールが届きます。その時々で、書かれている内容が異なり、今回の私たちの滞在の場合は、コロナウィルス対策に関する事が書いてありました。また、アムリタプリに到着した時にチェックインカウンター(インターナショナルオフィス)に寄る必要がありますが、そこの窓口が開いている時間や、アシュラムまでのタクシーの料金なども、そのメールの添付文章に書かれていました。

2022年12月の時点では下記の時間に開いていると書かれていましたが、変更となる可能性も多々あります。

★このメールに書かれている情報は重要ですので、必ず、良く読む必要があるそうです★

 


-------- 【参考】 アムリタプリから届いたメールの引用 --------- 


■アシュラムタクシーの料金

 

コーチン空港(COK)からアムリタプリまで:

・Ashram Large Car: Rs. 5,000 (Toyota Innova or Similar)

・Ashram Small Car: Rs. 4,000 (Toyota Etios or Similar)

 

トリバンドラム空港(TRV)からアムリタプリまで:

・Large Car: Rs. 4,500 (Toyota Innova or Similar)

・Small Car: Rs. 4,000 (Toyota Etios or Similar)

 

■アムリタプリの受付カウンター(インターナショナルオフィス)が開いている時間

・午前10時30分~午後1時

・午後2時~午後4時30分

・午後9時~午後9時30分

これらの時間外に到着した場合は、オフィスのドアに詳細な指示が掲示されます。

夜遅くに到着した場合は、オフィスのドアに掲示されている電話番号に電話して、夜の一時的な部屋を確認してください。 


-------- 引用 ここまで ----------
※2022年12月時点の情報です(物価上昇中)



ここに掲載されている料金は、車一台あたりの片道料金でした。車のサイズが2種類あるようです。

私たちは3人家族でTRV空港からアムリタプリに向かい、Innovaという種類の車 でした。

アムリタプリにチェックインする3〜4日前(つまり、まだ日本にいるあいだ)に、WhatsAppというLineに似たアプリで、アムリタプリから連絡があり、荷物の大きさや数を聞かれました。それに返信し、車の大きさが確定しました。
 
※アシュラムタクシーのドライバーさんとも、WhatsAppのチャットで連絡を取り合いました。TRVの場合は、空港の建物から出て屋外を3分ほど歩いて駐車場まで行き、そこで合流しました。到着当日、タクシーのナンバープレートの番号と、駐車している場所の番号がchatで送られてきました。ドライバーさんは、英語を流暢にしゃべる人は少なく、簡単な英語でchat上でコミュニケーションするのが基本みたいです。例えば、もし空港で何かトラブルがあり、タクシーに待っていてもらう場合は、翻訳ソフトを使って書いた長い文章より、簡単な単語を数個組み合わせてchatで送る、くらいの方が通じる感じがしました。

空港に到着したら、自分たちの姿の写真をWhatsAppのチャットでドライバーさんに送った所、あちらもこちらを見つけてくれてスムーズでした。(でも、空港では一般のタクシードライバーも客引きで声を積極的にかけてくるので、声をかけられたからといってついて行くのはNGです。駐車場所の番号に自力で向かい、車のナンバープレートを確認して、ようやく安心して乗れます。タクシーが動き出したら、最初の10分くらいは、アムリタプリの方面に向かっているか、GoogleMapなどで確認すると、なお安心できるかも。初めての時は。) 


※帰りのタクシー(アムリタプリ~空港)は、アムリタプリ到着後に現地で行うシステムでした。 


 

【重要】
というわけで、アムリタプリの予約申込みをした直後にWhatsAppアプリをインストールしておきました。 インドに向けて出発する前から、アシュラムタクシーの手配関係で使う事になりましたので、すぐにインストールしておいてよかったです。


https://www.whatsapp.com/coronavirus/get-started?lang=ja_JP
世界中で使われているアプリなので、初期設定の画面で自分の電話番号を登録する際、国際形式で記入する必要があります。例えば、「070-1234-5678」という携帯番号なら、「 +81 7012345678 」となります。(最初の0は省略します)




~上級編~

  • 空港側が提供しているプリペイドタクシーを使う方法もあります。料金は、アシュラムタクシーより少し高いそうですが、アシュラムタクシーのドライバーさんと待ち合わせをする手間なく乗れるので、インドに慣れてきたら便利かもしれません。
  • UberやOlaなどのアプリのタクシーも使えるそうです。地図を見ながら運転してくれて、価格も一番安いそうです。




~深夜に到着する場合についての補足情報~
深夜から早朝にかけてアムリタプリに到着する場合は、インターナショナルオフィスと前もって連絡を取り合っておくと、仮に入れるお部屋の番号を教えてくれるようです。そして翌日にオフィスがオープンしてからインターナショナルオフィスに出向き、チェックイン手続きをして本部屋の鍵をもらうという流れになりますが、何もなければその部屋にそのまま滞在することが多いそうです。

ビザの取得

ビザの取得

インドのビザ取得には1~2週かかりました。

今回、私たちが手配したビザは、2種類あります。


  • インドのVISA 
  • スリランカのVISA(スリランカでの飛行機の乗り換え時に、空港の外のホテルに宿泊したので)



■インドのVISAの取り方

インド大使館のホームページの中に、ビザの説明ページがありました。
画面の右上に表示言語(Japanese)を選べるボタンがありますが、肝心な部分は英語で書かれていました。

手順としては、こんな感じでした。
① ビザに必要な写真を用意する
② インド大使館のホームページ上で、ビザの申請内容を記入
③ インド大使館に行き、申込書と共に提出物を出す。受け取り可能日を聞く。
④ インド大使館に行き、ビザを受け取る。

ビザの種類としては、観光用ビザ(TOURIST VISA)に。
最近はe-VISAや、インドの空港に着いた時にその場でビザ取得する方法もあるようですが、トラブルの元になりそうだったので、昔からある普通のビザ(紙でパスポートに貼られるタイプ)にしました。

具体的な手順・申請書の記入内容については、こちらのページがとても参考になりました。
https://www.luisaq.com/8005.html
コロナ前に書かれたものですし、ちょっと古そうなので、あくまで参考にしました。


① ビザに必要な写真を用意する 

写真については、サイズや背景色が細かく指定されていました(インド大使館のページに記載されています)。

  • JPEG形式
  • サイズ
    • 最小 10 KB
    • 最大 300KB
  • 写真の高さと幅は同じでなければなりません。
  • 写真は、顔全体、正面図、目が開いているものである必要があります。
  • 頭をフレームの中心に置き、髪の上からあごの下までの頭全体を表示します。
  • 背景は明るい色の無地または白の背景にする必要があります。
  • 顔にも背景にも影がありません。
  • 国境なし。
  • 写真には髪のてっぺんからあごの下まで頭全体が映っていることを確認してください。頭の大きさは 1 インチから 1-3/8 インチ (25mm ~ 35mm) である必要があります。目の高さが1-1/8インチから1-3インチの間にあることを確認してください。 


サイズ感や背景色の指定がわかりにくかったので、色々な参考サイトで調べました。「パスポートで使った写真とは別のものが必要」と書かれたページもあったりしたので、真偽はわかりませんが、パスポートの写真とは別に、
・サイズ: 5cm x 5cm
・背景:白
・顔の大きさは25mm~35mmに収まるように
という条件を満たすように写真を用意しました。

駅とかに設置されている写真撮影Boxで撮影しようと思いましたが、条件を満たす写真を撮影できるものが見当たらなかったので、しょうがなく、スマホの「証明写真アプリ」を使って撮影し、プリンタ出力して使用しました。(白い壁を背景に撮影したり、自分の影が背景にできるだけ映り込まないように、照明を設置するのがたいへんでした(笑))

【追記 2023.07.17】 富士フィルムの証明写真撮影Boxでは5cmx5cmの写真ができるようです。稲城駅を出て日本MAセンターに行く途中(コンビニの右隣)で見かけました。都営新宿線 市ヶ谷駅のA4出口から地下に入ってすぐ右側の所にもありました。設置場所の検索も、こちらのサイトでできるようです。

参考にしたページ
https://etours.world/india/visa-service


②インド大使館のホームページ上で、ビザの申請内容を記入して、プリントアウト。
こちらのページを参考に記入しました。
https://www.luisaq.com/8005.html

滞在先を記入する欄がありますので、そこにはアムリタプリの名前、住所を記載しました。

Mata Amritanandamayi Math

Amritapuri P.O, Kollam,
Kerala – 690 546, India.
Phone: +91 – 476 – 2897578


③ インド大使館に行き、申込書と共に提出物を出す。受け取り可能日を聞く。
コロナがまだ沈静化しきっていない時期だったので、受け取りまで1週間かかりました。

インド大使館は、日本には東京と大阪の2箇所あるそうで、私達は東京の方に行きました(九段下駅から徒歩5分くらいの所に)。敷地の左端に小さな入口があり、閉まっているように見えましたが、近くに行くと門番さんが開けてくれました。


④ インド大使館に行き、ビザを受け取る。
家族の分も代理で受け取りました。
ビザはパスポートに貼られていますので、受け取りの時は委任状がいるとの情報をどこかのブログで見かけましたが、実際は不要でした。
一番大きな注意事項は、ビザの費用は現金で、しかも、ぴったりの金額で持って行かねばならないという事です。私はおつりが出ると思っていたので用意しておらず、いったんインド大使館外に出て近所のコンビニで小銭をつくり、再度受け取りに行きました。


https://www.tokutenryoko.com/service/visa/2
※旅行用のビザではなく、仕事用のビザの書き方が説明されているけど、写真の条件とかは参考になりました




■スリランカのVISAの取り方

私たちは、スリランカ航空でアムリタプリに行きました。

成田(NRT) → スリランカのコロンボ空港(CMB) → インドのトリバンドラム空港(TRV)という具合に、スリランカで乗り換えをしたのですが、スリランカ到着が夜でインドへ向けての出発が翌朝でしたので、乗り換え待ちが12時間ちょっとあり、ホテルで1泊しました。

 

スリランカ航空は、CMB空港で12時間以上の乗り換え待ちがあると、空港近くのホテルを無料で提供してくれるので、空港の外に出ることになります。そのため、入国用のビザが必要でした。

 

帰りの乗り換え時間は8時間ちょっとだったのですが、空港の中で待つのも疲れそうだったので、帰りもホテルを自分で予約して休憩しました。(昼間に5時間ほど滞在。暖かいシャワーをあびたり、食事をしました)

 

行きの乗り換え時のビザと、帰りの乗り換え時のビザで、2回分、スリランカビザを取得しました。インドのビザと比べると、手続きはかなり楽でした。トランジットビザが発行されないことはまず無いでしょうし、万が一出なかったとしても空港の中で乗り換え待ちをすれば済むので、ビザ申請は出発2週間くらい前までにしておけば問題ないかと思います。

スリランカ ビザ申請サイト
http://www.eta.gov.lk/slvisa/

  • 取得したビザの種類: トランジットETA(乗り換え用のビザ)
  • 申請方法: ネット上で申し込みするだけ
  • 費用: 無料


ネット上でビザの申請をして1日ほどすると、承認完了のメール(PDF)が届きました。
念のため、これをプリントアウトして持って行きました。(CMB空港の入国審査の時に見せる必要があるかなと思ったのですが、実際は特に「見せて」とは言われませんでした。入国審査官が手元の端末で確認しているのではないかと思います)

行きのビザと帰りのビザ、両方とも出発前に申請しておこうとしましたが、ビザは1度に1つしか取れないとの事だったので、帰りの分の手配はインドについてからスマホでしました。(出発前に、帰りの分も手配しようとビザ申請サイトにパスポート番号をいれた所、「このパスポート番号でVISAが既に取られているので、今は申請できない」といった感じの文章が表示されて、次に進めませんでした。)






コロナ関係のリスク判断

コロナ関係のリスク判断


■リスク①: インドに入出国できるか


アムリタプリへの出発の2~3か月前にコロナ関係の具体的な準備をする必要はありませんが、もしコロナがものすごく蔓延していてインド/アムリタプリに外国人が入れないような状況だと、航空チケットを買っても無駄になってしまいます。コロナがインドで蔓延していないか、行こうとしている時期に外国人が入国できないような状況にならないか、のリスク判断は、私たちが行った時期には必要でした。(2022年12月)

 

当時は、外国人の入国制限は解除されていたものの、PCRの陰性証明(もしくは、ワクチン接種証明)が必要か不要かが、微妙な時期でした。

 

PCRの陰性証明が必要となりそうだったのは、次の3つのタイミングです。

  • インド入国時
  • 日本入国時(帰国時)
  • スリランカ入国時(スリランカで飛行機の乗り換え待ちのため空港の外のホテルに宿泊したので)

 

結局、私たちが行った時(2022年12月末)は、「インドとスリランカでのPCR陰性証明は不要、日本の入国では必要」という状況でした。

 

日本の入国用のPCR陰性証明は、日本到着時刻の48時間以内のものが必要ですので、「アムリタプリ内でPCR検査ができるのだろうか? どこか近くの病院に行かなければいけないのだろうか?」という心配から始まりましたが、実際にはアムリタプリの中で比較的簡単に受けられるという事がわかりました。しかも日本でPCR検査を受けるより、相当安かったです。

 

インド・日本・経由地(スリランカなど)の入国制限については、外務省のページや各国大使館のページでの最新情報の確認が、出発直前はもちろん、帰国するまで必要でした。


~ 参考ページ ~
https://etours.world/india/visa-service
大使館のホームページに掲載されている情報が「正」ですが、そのページに掲載された内容を、こちらのページで紹介されていたりします。情報が見やすく整理されているので、参考にしました。
※インド入国カードの書き方も説明あり。


■リスク②: アムリタプリでの行動制限 /アムリタプリに入れるか

私たちが行った2022年12月末の時点では、アムリタプリの中で緩やかな行動制限がありました。

  • 到着後、何日間か(4~5日だった気がします)は、夜のバジャンでは前の方の席には行けず、マスクをして後ろの方の席に座らねばなりませんでした。それでも、充分、満喫できましたよ。
  • 自室以外では、N95マスクを着用。
  • 食事は、部屋に持ち帰って頂く。(マスクを外してしゃべりながら食事をすると、感染リスクが生じるからだと思います) 


といった具合です。

 

でも、アンマのダルシャンは、しっかり受けることができました。(受ける日は、夕方に抗原検査をアムリタプリ内でして、陰性であることを確認し、陰性であればマスクをしてダルシャン受けれます。5日間くらいの滞在で、到着後と帰国前の2回、受けることができました)

※抗原検査の費用は、100ルピー/回でした。



インドでの通信回線(スマホ)の準備

インドでの通信回線(スマホ)の準備

アムリタプリでは、スマホが必須でした。

現地でサポートして下さる日本人の方々とのやり取りも、WhatsAppというスマホのアプリ(Lineのようなもの)ですし、現地で調べ物をしたい事も頻繁に発生しました。


※パンデミック以前は携帯電話を使用せずともアシュラム内で過ごすことが可能だったそうですが、私たちが行った時、「スマートフォンとWhatsAppアプリは必須」と、アムリタプリから連絡がありました。具体的には下記のようなシーンで、スマホとインターネットとWhatsAppアプリが必要との事でした。 

  • アシュラムオフィスからの公式のお知らせ
  • アシュラムタクシーの予約
  • アラティの申込とやり取り
  • アンマのプログラムやダルシャンなどのスケジュールの変更
  • Covid陽性で隔離となった場合
  • 不測の事態でフライト変更を余儀なくされた場合など...


もしインドでスマホが使えず何かがあった場合、アシュラムのどなたかが連絡事項を伝えるために広いアシュラム内を奔走して膨大な時間と体力を費やす事になってしまいますし、自分にとってもタイムリーで貴重な情報を得る機会を失ってしまいますので、スマホ回線とWhatsAppアプリの準備は本当に重要だと思います。
(アムリタプリ在住の日本人の方は本当にお忙しそうだったので、スマホとWhatsAppがないと致命的だと思います)


ーーー

WhatsAppアプリのインストールについては、「アムリタプリの予約」のところに書きましたので、ここではスマホをインドで使うための方法についてメモしておこうと思います。

インドで通信回線を使うためには、いくつか方法があります。

①インドでも使えるSIMをAmazonで購入してスマホに入れる
②インドで使えるSIMを、インドの空港で購入し、スマホに入れる
③日本の通信会社が提供している、海外ローミングサービスを使う(SIMの入れ替えが不要)
④インドで使えるWi-Fiルーターを日本でレンタルして持って行く

「英語に不慣れな私たちが、もし現地でスマホを使えなかったら致命的だ」と思い、複数の回線を用意して行きました。(①と③です)


①インドでも使えるSIMをAmazonで購入してスマホに入れる
Amazonで、インドでも使えそうなSIM(ASA SIM)があったので購入しました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09SHLJ75W/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1

→ インドでもスリランカでも使えました。
(インド全域で使えるかどうかわかりませんが、少なくともTRV空港~アムリタプリで使えました)

一般的に、SIMカードをスマホに入れたあと、「APN設定」というものが必要になることがあります(通信回線を使うための初期設定のようなものです)。このSIMカードを購入したら、その設定方法が書かれた紙も入っていました。日本国内でも使えるSIMですので、出発前日に試してみた所、比較的スムーズに初期設定もできて安心しました(「SIMカードを入れてAPN設定をしても動かない場合、スマホを再起動するとよい」というブログ記事も見かけました。)

なお、このSIMカードはデータ通信だけできるタイプのSIMですので、電話番号は付いてきません。結果的には、アムリタプリに行って帰ってくるまでの間に使ったのは、WhatsAppとWebでの調べ物だけだったので、海外で通話するシーンはありませんでしたが、インドでインド内に電話をかける必要が生じた場合や、インドから日本に電話する必要が生じた場合に備えて、SMARTalkというIP電話を使えるように用意しておきました。(端末がインターネットにつながっていれば、インターネット回線を通じて電話ができるサービスです。私は国内で元々使っていたサービスだったので、動作確認するだけで済みましたが。)
https://ip-phone-smart.jp/column/international_detail/
SMARTalkは現在(2023年6月時点)、月額基本料は無料、電話した分の費用がかかるだけですので、用意しておいて損はないかなと思います。

 

②インドで使えるSIMを、インドの空港で購入し、スマホに入れる
TRV空港では、SIMを販売していませんでした。
COK空港の方では、販売されているそうです。(国際線ターミナルで)



③日本の通信会社が提供している、海外ローミングサービスを使う(SIMの入れ替えが不要)
楽天モバイルのSIMを新規契約して、スマホに入れて持って行きました。
データ通信が1か月に3GB未満なら、約1000円/月かかるだけで、いつでも解約できますし、特に手続きなく、そのまま海外でも2GBまで使えます。2GB使い切った後も、まったく使えなくなるわけではなく、低速(128kbps)でつながります。2GB使い切った後に、現地でデータ量の追加もできます(web上で)。

→ こちらの回線、インドでは使えました。スリランカでは使えず。
(インド全域で使えるかどうかわかりませんが、少なくともTRV空港~アムリタプリで使えました)

楽天モバイルの海外ローミングサービスについてはこちら
https://network.mobile.rakuten.co.jp/support/plan/international-voice/

私たちが使ったスマホは次の2つです。
ASUS Zenfone4 (Amazonで購入した「ASIA SIM」を、この端末で使用)
Oppo A73 (楽天モバイルのSIMをこの端末で使用)
※どちらもSIMフリー端末。


■注意事項■
インドで使えるSIMを入手したとしても、スマホ側もインドで使えるための条件がありますので注意しました。

基本的に、次の2つの条件を満たしている必要があるようです。

①SIMフリー端末であること(もしくはSIMロックが解除されていること)

②端末側(スマホ)がインドのその地域の無線通信方式・バンド(電波の周波数)に対応していること

②がちょっと複雑な所なのですが、手持ちの端末が通信方式として3Gや4Gに対応していることが必要なのはもちろんなのですが、バンド(3Gや4Gの通信で使われる電波の周波数)に関しても、現地で使われているものに対応している必要があります。バンドというのは、テレビに例えるとチャンネル番号のようなものです。インドで無線通信する時のチェンネル番号を、お手元のスマホが対応していないと、通信する権利(SIMカード)をスマホに入れてもインドでは使えない、というイメージです。

自分が持っている端末が対応している通信方式(3G/4G)や、バンド(周波数)に関しては、端末メーカーのホームページで調べれば分かることが多いのですが、インドの空港やアムリタプリでどのバンド(周波数)の電波が飛んでいるのかを調べることができなかったので、なかなか安心できませんでした。

ただ、通信キャリア(楽天モバイル)が、「楽天モバイルで購入したこの端末はこの国・地域では使える/使えない」という情報をホームページに掲載していましたので、楽天モバイルで購入した「Oppo A73 という端末 + 楽天モバイルのSIM」は、インドで使える可能性がかなり高いだろう、と思って持って行きました。→ 実際、使えました。



【補足】
「日本で購入したスマホでSIMロックがかかっていたスマホは、SIMロックを解除して現地で購入したSIMを差し込んでも使えなかった」というお話を何度かお聞きしました。
②(バンド)が原因なのかなと想像しています。

ちなみに、日本で2021年10月1日以降に販売されたスマホにはSIMロックがかかっていないかと思います。それ以前の時期に通信キャリア(Docomo・Au・Softbank等)で購入した端末にはSIMロックがかかっているものが多いですし、SIMロックがかかっていた端末は、その通信キャリアで使うことしか想定されていないので、その通信キャリアで使われているバンド以外のバンドにはあまり対応していない傾向がありそうに思います。その結果、SIMロックがかかっていた端末(2021年10月1日より前に販売されていた端末)は、海外の電波の周波数に対応していないものが多くて現地のSIMを入れても使えないのかもしれません)

一方で、iPhoneのように、世界中で販売されているSIMフリー端末(いわゆる、「グローバルバンド対応のSIMフリーのスマートフォン」)は使える可能性が高そうです。例えば、iPhone、Oppo、ASUSなど。

~参考~
SIMロックが撤廃された2021年10月頃のニュース


端末(スマホ)とバンドの関係

乗り換え待ち用のホテル予約

乗り換え待ち用のホテル予約

行きのフライトでは、スリランカでの乗り換え待ちのためのホテルが航空会社から提供されましたが、帰りのフライトでは約8時間の乗り換え待ち時間があったもののホテルが提供されませんでしたので、自分たちで手配しました。(小さな子供連れで8時間空港で過ごすのはきつそうだったので)

当日に空港でタクシーをつかまえてホテルまで送ってもらうのが、ちょっとハードルが高そうだったので(客引きとかはげしいのではないかと思ったので)、空港への送迎が可能なホテルを探しました。ちょうど、行きの乗り換えで泊まるホテルが送迎可能とホームページに記載されていましたのでメールで問い合わせをし、昼間に5~6時間、滞在できるか聞いた所、部屋を予約する形なら可能(一部屋100ドル/3人)、ということだったので、予約しました。
部屋までついていなくてもいいかなと思っていたのですが、結果的には、アムリタプリから日本に帰る前にこのホテルで暖かいシャワーを浴びて、日本への長いフライトの前に休憩できたので、部屋をとっておいて、とてもよかったです。

後から思いましたが、乗り換え待ちのホテルを取る代わりに、インドの帰りのフライト(TRV→CMB)の前の晩に、TRV空港近くのホテルを予約しておくのも良かったかなと思いました。
帰りはアムリタプリを5時くらいに出発してアシュラムタクシーでTRV空港に向かいましたが、早朝に部屋の片づけをしたり、アシュラムタクシーが5時にちゃんと来てくれるか、心配もあったので。。
フライトの前の晩にTRV空港の近くのホテルに宿泊しておけば、アムリタプリのチェックアウトもゆとりを持ってできたでしょうし、翌日も8時くらいに空港近くのホテルを出発すれば大丈夫でしょうから・・。

私たちホテルの検索サイトは、ここを使いました。
booking.com
※宿泊はしない日中滞在のイレギュラーな予約だったので、予約はこのサイトからではなく、メールを直接ホテルに送りました。

旅行カバン

旅行カバン(スーツケース)

荷物を空港のカウンターで預けてしまうと、到着時に出てくるまで時間がかかったり紛失リスクが出てきそうなので、機内持ち込みできるサイズのスーツケースを購入しました。

航空会社によって、持ち込みできるサイズ、重量、個数が異なるそうです。
https://www.protex-web.jp/media-size/carry-on-baggage/

意外と重量オーバーすることもあるので、スーツケースを持って体重計に乗って図ったりするといいそうです。 


スリランカ航空の「手荷物・預入荷物」のルールはこちら
https://www.srilankan.com/ja_jp/plan-and-book/luggage

過去、何度か国際線に乗った際には、「機内持ち込み可能な小さめのスーツケース」と「座席の下に入る程度のビジネスカバン(リュック)」の2つだったら機内持ち込みできたのですが、今回の日本からスリランカへのフライトの際には「リュックが大きいので、スーツケースと合わせて2個、機内持ち込みすることはできません」と言われ、スーツケースの方は預けることになってしまいました。確かに、スリランカ航空のサイトには、スーツケース以外には「 婦人用ハンドバッグ 程度」と書いてあるので、ルール通りと言えばルール通りなのですが・・。乗車率が高く、荷物が多い乗客が多いフライトでは、機内持ち込みのルールが厳格になるのかもしれません。

~ 参考 ~

「HIS」手荷物検査でよくあるトラブルとスムーズに通過するポイント
https://hotels.his-j.com/ct/tripiteasy/post-19937/


それと、スーツケースにつけるワイヤー鍵も一応用意しておきました。
(アムリタプリ滞在中に貴重品を入れておくために。部屋に鍵はありますが。)

持ち物

持ち物 

私たちが持って行ったものをリストアップしてみました。

ご参考に。

 

必需品

  • パスポート
  • 現金(日本円)
  • VISAデビットカード(インドで現金 ルピー を引き出すため)
  • 予備のクレジットカード2枚くらい(上記のISAデビッドカードが使えない場合に備えて)
  • 航空券の旅程表・予約番号をプリントアウトしたもの
  • パスポートのコピー(3部)→ 両替の時にパスポートの提示が求められるので
  • ビザのコピー(3部)→ 必要とどこかでお聞きした気がします。今回は使わなかった。
  • ホテルの予約用紙
  • アシュラムから届いたメール・情報を印刷したもの
  • 筆記用具、メモ用紙


【インドルピーへの両替について】

アムリタプリ内での飲食・買い物等で使えるのは、現金(インドルピー)のみです。
インドに着いてから空港で日本円から両替したり、アムリタプリ内のATMでルピーを引き出しました。 (普段は、アムリタプリ内にある銀行窓口で、日本円→ルピーの両替ができるそうですが、私たちが行った時は、為替レートが不安定な時期で、日本円→ルピーの両替はそこではできませんでした)

空港での交換レートは一般的にあまり良くないそうですが、アムリタプリ内のATMは、ATM内の現金のストックが無くなって使えない時もある、という話を聞きました。ATMで自分の持って行ったカードが使えなかったりすると、アムリタプリ近辺の銀行に行くことになってしまうようでしたので、アムリタプリで最低限すごせるだけのタクシー代・食費・滞在費は空港でルピーに変えて持って行きました。

アムリタプリに着いてからは、アムリタプリ内にあるATMにVISAデビットカードを入れて、ルピーを引き出しました日本独自方式であるJデビッドカードではなく、世界で使えるVISAデビットカードの方です)。私たちが使ったのは、三井住友銀行のVISAデビットカード(SMBCデビットという商品名)です。ルピーを引き出した直後に、三井住友銀行から使用履歴がメールで届く設定にしてあったので、交換レートがどれくらいだったかも現地ですぐに分かりました。(クレジットカードで引き出すと、請求が来るのが1か月後なので分かりにくいですが)。出発前に、VISAデビッドカードの海外キャッシングの上限金額の確認もしておきました。

交換レートとしては、空港での両替所よりATMでの引き出しの方が良かったです。一方で、アムリタプリ内のATMで確実に引き出せるかというと不安もあったので、ちょっと迷いどころですね。


【2022年2月時点での ルピーの交換レート】
①為替市場レート:  0.62ルピー/円
②TRV空港の両替所: 0.47ルピー/円
③三井住友銀行VISAデビッドカードでのATM引き出し: 0.593ルピー/円

という具合でした。つまり、

  • 三井住友銀行のVISAデビッドカードでATMからルピーを引き出すと市場レートの96%と、市場レートと比べて遜色なし 
  • 空港で両替すると、VISAデビットで引き出した場合と比べて、結構減ってしまう感じ


しかし、アムリタプリ内のATMで確実にルピーが引き出せるかというと、前述したような不確実性もあるので、最低限必要な金額は空港でルピーに交換しておいた方が初心者のうちは適切かなと思い、そうしました。 もしアムリタプリ内でルピーを引き出せなかった場合、現地の方々に助けて頂かないといけなくなりご負担になるでしょうし、アムリタプリでの貴重な滞在時間を両替のために費やすのも、もったいないと思いますので。。

なお、アムリタプリから事前に送られてきた空港の案内動画を見ると、TRV空港にもATMがあるような説明がありました。入国審査ゲートを過ぎて手荷物検査所を抜けた直後の正面辺りにあるように見えますが、横向きに置かれているようで、気付きにくいかもしれません(私達は現地で気づきませんでした)。もし、ここでもルピーを引き出せるようでしたら、両替所よりも交換レートが良くて、ベストかなと思います。 


※アムリタプリ内にも、小さな銀行があります。ただ、私たちが行った時(2022年12月末)は、日本円は取り扱っていないと、事前情報がありました。その5年くらい前に行った時点では、日本円からルピーに交換できたそうです(私はATMで済ませたので詳しくないのですが)。 





貴重品を身につけるためのもの

  • ウェストポーチ

 

※ダルシャンを受ける時は、ウェストポーチでさえ付けて行けないので、現金とか食事券といった、必要最低限のものを首からかけられる 「つり下げ名札」 があると、重宝すると思いました。アムリタプリ常連の方が使ってらっしゃいました。今度行くときは、私たちも絶対に持って行きます。

 

 

スマホ関係

  • スマホ(通信回線が切れている時でも使えるタイプの辞書アプリもインストール)
  • スマホの充電器・ケーブル(ケーブルが長いもの。コンセントの位置が床から高いことがあるそうなので)便利そう。
  • コンセントアダプター(インド・スリランカのコンセントを日本の型に変換するもの)→ コンセントアダプターでは、コンセントの「形」は変えられますが、電圧までは変えられません。そのため、電化製品は海外対応したものを持っていかないと、コンセントにつないだ瞬間に壊れます(スマホの充電器やパソコンの充電器などは、通常、海外対応しているので大丈夫です)。それと、アシュラムは各部屋の最大ワット数が1000W未満になっているとお聞きしました。ワット数(消費電力)の大きな電気機器を使用するとブレーカーが落ちてしまうそうです。パソコンやスマホくらいは全く問題ありませんが、 ドライヤーなどは注意が必要かと思います。(日本国内で普通に買ったドライヤーは海外電圧に対応していない事がほとんどだと思いますので、そもそも、持って行っても使えませんが・・)
  • コンセント分岐タップ ⇒ 雷対策が入っているものを持って行ったら、スリランカのホテルのコンセントは日本より高電圧だったので、火花をちらして壊れました。インドでも同じだと思います。
  • 「USBメモリ」 と 「USBメモリをスマホで使えるようにするためのアダプター」 → アムリタプリで、スマホ内のデータをプリンタで印刷してもらいたい時に、データを手渡すために念のため持って行きました)
  • ASIA SIM(インド・スリランカで使えるSIM)
  • スマホのSIMトレーを引き出すためのクリップピン(空港で、日本のSIMと海外用のSIMを入れ替えるため)

 

 

健康関係

  • 自分にとっての常備薬(喉薬、ビタミンC:現地で風邪をひいたりコロナになると、帰国しにくくなると思ったので、体調・喉に違和感を感じたら、とりあえず飲みました)
  • 胃腸薬

 

 

ヨガ関係

  • ヨガマット(折り畳み式のものを持って行きました。アムリタプリ内で、床に座ったりする時に座布団がわりになりますし、アイアム瞑想等をする時にも使いました)

 

 

一般的な旅行用品

  • はぶらし、歯磨き粉
  • ブラシ
  • 着替え
  • マスク(コロナ対策)
  • 折り畳み傘
  • (つめきり)

など

 

 

アムリタプリでの服など

アムリタプリで過ごすための服(華美でないもの)→ アシュラム(僧院/修行の場)ですので、長く滞在している方は上下白の服が多いですが、短期滞在者は様々な服装でした。アムリタプリでも白い服が上下セットで販売されていましたが、売り切れの時もあるそうです。(洗濯はバケツの中で手洗いをして、屋上に干す形なので、乾きの早いものが便利とのこと。1週間くらいの滞在でしたら、洗濯しないで済むように着替えを多く持って行く方が楽に感じました。)
12月に行きましたが、気温的には東京の7月下旬~8月上旬くらいに感じました。

  • サンダル(アムリタプリ内では、頻繁に履物をぬぐことになるので、サンダルが必須です。間違えて持って行かれたりする事がよくあるらしいので、目印をつけておきました。それと、初めてアムリタプリにいった時には、あまり履き心地の良くないサンダルだったのですが、足がかなり痛くなってしまい、つらい思いをしました。今回(2回目)は、足に優しそうな柔らかい天然ゴム製のサンダルを持っていった所、かなり快適でした。サンダル一つで滞在の快適さが結構違いましたね・・ 一応、1回目も、「柔らかい」とか書いてあったのですが・・
  • 寝間着
  • 寝る時の肌掛け(アムリタプリで支給されるのは、マットとマットシーツのみなので)

 
→ 【追加情報】アムリタプリでのチェックインの際に、シーツと枕カバーを一枚づつ貰えますが、追加でもう一枚シーツを借りてトップシーツにすることもできるそうです。(有料: 

2023年11月時点では40ルピー)

 

アムリタプリでの食事用

  • チャイを飲むとき用のカップ(蓋つき)/ ボトル(水筒)
  • スプーン、フォーク/おはし
  • 皿/タッパー(あちらで貸して頂けると聞いていましたが、持って行くと、食堂以外にも料理を持っていけて便利)
  • 水筒(なくてもいいけど、ミネラルウォーターを大きなサイズで買って、水筒に入れ替えると便利。500mlサイズのペットボトル水も、販売されていました)

 

 

アムリタプリでの生活用品

  • 石鹸(キッチン用、洗濯用)、石鹸ケース(小型タッパー)
  • ハンガー、洗濯ばさみ ※現地で洗濯をする場合。
  • ハンドタオル
  • トイレットペーパー (1個/人)
  • トイレ用のスリッパ
  • ウェットティッシュ
  • ティッシュペーパー: 箱型とポケット型。
  • ゴミ袋(スーパー袋)3枚/人 → トイレットペーパーを捨てるのにも使う
  • キッチン、浴室/トイレ の掃除用の道具(スポンジ) 
  • (クイックルワイパーを持って行った、という方もいらっしゃいました)


※宿泊の部屋の清潔度は様々のようです。掃除道具を持って行くと、いざとなったら自分できれいにできます。家族で滞在する人は、個室になるようです。私たちは3人家族で、一つの部屋でした。2年ほど前(コロナ前)に一人で滞在した際は、他の滞在者との共同部屋で、一部屋に4人ほどでした。共同部屋の場合は、他の滞在者がどんな人かによって部屋の掃除具合が結構かわりそうです。
→ 【2023年11月追記】パンデミック後は、原則、1人一部屋、家族で一部屋となったそうです。

それと、日本人にとっては、インドでのトイレのハードルが一番高いと思います。
トイレットペーパーは、アムリタプリ内でも売っているそうですが、1週間くらいの滞在でしたら、1人1個くらい持って行った方が安心に思いました。ただし、トイレに流すのは禁止で、分類してゴミとして出す必要があります(スーパーのごみ袋が、ここでも重宝します)。トイレに流すと、排水管が詰まるそうです。★注意★

トイレットペーパー、ティッシュペーパーはインドでは高価との事。

 

飛行機快適グッズ(フライトが長いので)

  • 飛行機まくら